ゲームプログラマにとって必須と言えるのがプログラミングスキルですが、システムやプラットフォームなどによって必要なプログラミングスキルは異なってきます。
例えば、iOS向けアプリ開発の場合、以前はObjective-Cと呼ばれるプログラミング言語が用いられていましたが、現在はプログラミング言語の一つであるSwiftを使用した案件も増えてきています。ただ、システムのメンテナンス作業でObjective-Cに触れる機会も少なくありません。そのため、ゲームプログラマには、Objective-CとSwift両方の言語のスキルが求められます。
また、ネットワークに関する知識もゲームプログラマには必要なスキルです。近年、スマホゲームの多くはネットワーク接続が必要になっている他、サーバーで多くのデータをやり取りするオンラインゲームなども人気となっています。そのため、ゲームプログラマとしては、パケットの仕組みやプロトコルといったネットワークに関する知識も身に付けておく必要があると言えます。
一方、ゲームプログラマは技術的なスキルだけでなくヒューマンスキルも求められ、その1つがコミュニケーションスキルです。ゲームに限った事ではなく、何かを作成する際には様々な人が関わってきます。クライアントと打ち合わせや交渉をしたり、チームのメンバーと常に情報を共有しておくには、コミュニケーション能力は必要不可欠なヒューマンスキルなのです。
他にも物事を順序立てて考えて構築できるロジカルシンキングなどのヒューマンスキルもゲームプログラマにとっては重要と言えます。